全豆連 トップページ > 豆腐の種類
豆腐の名は、豆腐発祥地中国の文字です。豆腐の「腐」は腐るということから、何処かで取り違えたのではないかとの疑念がもたれます。中国での腐の意・語源は、「液状のものが寄り集まって固形状になった柔らかいもの」、「液体でもなく固体でもない様なもの」を指すといわれております。現に、豆腐の歴史のところで紹介しましたように、中国では「中国豆腐文化節」が豆腐の文字を使って盛大に開催されており、誤りでないことを証しています。なお、豆腐の別名としては、かべ(壁)、おかべ、しろもの、もみじ、淮南佳品、淮南術、菽乳、小宰羊等々があります。
大豆を原料としているものを豆腐としておりますが、大豆を使ってなくても、豆腐に似ているため豆腐という名を付けている、次のようなものがあります。
■ 卵豆腐
溶き卵に調味料を加え蒸したもの。
■ ごま豆腐
ごま(胡麻)をすり、葛粉(または片栗粉)で固めたもの。ただし、大豆からのごま豆腐もある。
■ くるみ豆腐
くるみを原料とする、ごま豆腐と同様の製法で作る。
■ 杏仁豆腐
中華料理のデザート。杏子の種の成分を入れ寒天で固めたもの。