全豆連 トップページ > 2015 第5回豆腐屋サミット&全国豆腐品評会(京都)
豆腐づくり 和の心を未来へ、世界へ、「豆腐琳派元年」
240名を超える豆腐業界の担い手が結集!
平成27年6月20日(土)・21日(日)の両日、京都JA会館及びリーガロイヤルホテル京都におきまして「第5回 ニッポン豆腐屋サミット」が開催されました。
同サミットの規模としては過去最大となる240名を超え、豆腐製造事業者は北海道から沖縄までの40都道府県に亘り豆腐業界の明日の担い手109事業者・157名が製造小売や製造卸といった垣根を超えて和食の”本丸”京都に結集しました。
「豆腐屋としてどう生きるか?」志を醸成するために開催されてきたこのサミットも5回を数えますが、そのなかの懸案事項でもあり、業界の悲願でもありました記念すべき業界挙げての「品評会」がここに実現致しました。まさに「豆腐業界の研鑽の場」として今後が期待されています。
今回のサミットでは、業界初となる第1回「日本一旨い豆腐を決める」品評会が鳴り物入りで併催され、多くの業界の大先輩となる皆様も多数参加されて熱気溢れるなかにも終始和やかさに尽きない豆腐談義に華が咲きました。
次回第6回サミットは九州全域を対象とし、火の国「熊本」にて開催が決定!
サミット・セミナーの様子は 、http://tofu.to/2015kyoto/ (㈱天堂ストラテジー様ご提供)でも動画配信しています。是非ご覧ください!
平成27年6月20日(土)15時30分より、リーガロイヤルホテル京都におきまして日本初となります標記品評会が開催されました。京都府組合主催・全豆連後援により日本の豆腐の更なる製造技術と品質の向上を目指して行われたこの審査会には、全国29都道府県・77事業者より128点(木綿52点・絹ごし56点・充填20点。他参考出品10点)がエントリーしました。(全エントリー商品及び同サミット・品評会の詳細は、会報「全豆連」第337号(7月下旬発行予定)にて掲載致します)
審査は完全ブラインド(目隠し、番号のみを表示)により、「外観(見た目)」、「香り」、「味(甘さ・コク)」、「食感」の4つの項目について、5点満点の整数で出品されたそれぞれの製品に点数を付して評価し、総合得点数に応じ各賞が授与されました。陳列は品評開始数分前に終え、部門別の配置のみで主催者サイドでも出品地・出品者の判別はつかない状態。公平性の保持が優先されました。
NHK、ABC朝日放送、読売テレビ、関西テレビ、MBS、テレビ朝日、名古屋テレビの本支局をはじめ、テレビ朝日、時事通信社、朝日新聞、朝日小学生新聞、読売新聞、中日新聞、東京新聞、日本農業新聞、日本農業新聞、札幌STVラジオ、NHK製作関連企業2社、大手フードチェーン、東海テレビ、ケーブルテレビJ :COM、業界紙各社他、食品関系企業・団体、一般消費者の皆様より同サミット・品評会へ多数の取材・ご照会をいただきました。左は審査会後にメディア対応に追われるディビッド・ミラー米国農務担当公使とアメリカ大豆輸出協会・立石雅子HUマネージャー。
審査終了後には、製品の詳細・プロフィールを記したエントリーシートを掲出し、品評会会場が参加者に解放されました。これだけの豆腐製品を試食するにはまたとない絶好の機会とあって、ライバルの商品を試食する眼差しも真剣そのもの。
計20名
この度は、第5回ニッポン豆腐屋サミットへ240名に及ぶ参加者が集い、大盛況のうちに無事に終了させていただくことができました。参加者の皆様、業界関係者の皆様ありがとうございました。このような機会を与えてくださったことを心より感謝申し上げます。
今回は、独特のブランドを誇る京都にて初の”日本一旨い豆腐”を決める品評会の開催ということもあり、マスコミ各社様の注目度も高く多くのメディアに取り上げていただきました。喜ばしい想定外のことが多く、新しい豆腐屋の形を広く知っていただく良い機会となりました。また、品評会へは130点にも及ぶ出品をいただき、様々な豆腐の秀逸さに驚嘆致しました。審査員の皆様も甲乙付け難かったのではないでしょうか。(中略)
今回のサミットには、商売の規模や形態の違う様々な業者の方々が参加されていますが、これを機に地域と業界の活性化に繋げ、より一層豆腐作りの楽しさ、技術と品質の向上を目指し、日々積み重ねてきた豆腐に賭ける想いを皆様に届けられれば幸いです。そして10年、20年、30年後も豆腐が皆様の食卓で身近な食材で愛され続けられるよう、業界共々力を合わせ、魅力的な豆腐作りに邁進していく所存です。「豆腐屋で良かった」と思えるよう、手を取り合って強い絆で頑張っていきましょう。
京都府豆腐油揚商工組合 青年部長 吉田 英正