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第2回 ニッポン豆腐屋サミット(宮城)

平成25年3月23日(土)・24日(日)、宮城県松島町「松島・大観荘」におきまして、一昨年の東京に続き第2回となりますニッポン豆腐屋サミットが開催されました。豆腐業界を担う新進気鋭の若手事業者・業界関係者等70名が組織の垣根を越えて参集し、激動下にある豆腐製造業界の未来について2日間にわたり白熱した徹底討議が交わされました。

第2回豆腐屋サミット 佐藤愛彦実行委員長 全豆連斎藤靖弘会長 全豆連東田和久常務理事 農林水産省蒔田義昌氏 アメリカ大豆協会立石雅子シニアマネージャー

全国豆腐試食会

全国豆腐試食会には、全国の豆腐製造事業者のお仲間33事業者より45点の豆腐製品が出品され、今回より各製品に対するアンケートも行われました。また、本サミットをご支援いただいております全豆連賛助会員等のコーナーも設けられました。

全国豆腐試食会

豆腐商品をご提供くださった皆様及びご支援・ご協力いただきました賛助会員・協賛企業各位に厚く御礼申し上げます。

グループディスカッションの様子

今回のサミットでは、第1回サミットにて行われた「グループディスカッション」を充実して欲しいとの要望により、2日間に亘って販売・製造・原料・加工品・揚げ商品の各テーマ別ディスカッションが行われました。テーマ別ディスカッションの結果発表では、それぞれのジャンルについて実体験や成功・失敗事例、最近のトレンド、今後の取り組みなどについてオープンな議論が交わされました。

グループディスカッションの様子

テーマ別に1日目・2日目のメンバーをシャッフルし行われたディスカッションでは、日々の悩みや先進事例が発表され、事業者の「生」の意見交換の場となりました。当日ご参加された関係団体・企業の皆様も加わり、それぞれの専門分野からの貴重なご意見を参考に頂戴しながら議論が進められていきました。各テーマは奥が深く結論に至るまでには、まだまだ議論を重ねてまいることが肝要かと存じますが、その道程は始まったばかり。問題提起された参加者各位の今後が期待されています。

試食会終了後、懇親会が開催されました。

東京都豆腐協会樋口竜三郎氏 宮城県豆腐商工組合上村甚一理事長 万屋一八氏菊池厚氏 下田知加氏村尾誠氏

全員参加によるディスカッション、「豆腐業界の未来を考える」が行われました。

豆腐業界の未来を考える

グループディスカッションの後、今回の参加者全員が前列・豆腐製造事業者、後列・関係各位の2重の「車座」となり、ディスカッションが行われました。自身が目指す豆腐屋とは?何故豆腐屋を続けているのか?現在思い悩んでいること、業界の常識は非常識?、放射能問題、安売り事業者のこと、望むべき業界の将来像等々、各自が思い思いにフリートークを行いました。異口同音でその価値観はそれぞれですが、豆腐屋を営んでいて、「楽しいこと」、「幸せであること」が共通の認識でした。このサミットにより大変刺激を受け、日々の事業に生かしたいという声が多く聞かれました。

沖縄豆腐油揚商工組合瑞慶覧宏至

次回第3回ニッポン豆腐屋サミットに続く第4回の開催候補地について、会場内より是非「沖縄開催を!」との声が上がり、前向きに取り組みたい意向を述べる沖縄県豆腐油揚商工組合・瑞慶覧 宏至(ずけらん ひろし)青年部長(㈲池田食品/沖縄県中頭郡)。同組合の久高将勝理事長は、沖縄県における青年部発足時の初代青年部長をされておられ、その経験により全豆連青年部活性化推進委員会の委員をお引き受け頂きご指導・ご協力を頂戴しております。「島豆腐」や「ゆし豆腐」、生絞り製法といった独自の文化を有する沖縄県でのサミットは、貴重な体験となるに違いありません。

続いて、豆腐製造事業者全員から思い思いに今後の決意表明・抱負が語られました。

第2回 ニッポン豆腐屋サミット宣言

ニッポン豆腐屋サミット宣言本文 宮城県組合青年部上村修治氏

柘植一憲実行副委員長(愛知県)の挨拶に続き、実行委員を代表して、宮城県組合青年部の上村修治氏により、サミット宣言が行われました。

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